スマートウォッチの「OS」オススメは何?Wear OS by Google?独自OS?

スマートウォッチにも、スマートフォンやパソコンと同じように『OS』が搭載されています。

Androidスマートフォンに対応しているスマートウォッチは、

このどちらかのOSが搭載されていることになります。

スマートウォッチの搭載OS一覧

スマートウォッチ用OSの特徴は、パソコンやスマートフォンのOSよりもできるだけ省電力で動くように開発されていること。

また、スマートフォンと同じように自分の用途に合わせて必要なアプリをインストールすることも可能です(※メーカー独自のOSではできない場合もあります)

では、「Wear OS by Google」と「メーカーの独自OS」、どちらのOSを搭載したスマートウォッチを選ぶべきか?

スマートウォッチ用OSの比較

Wear OS by Google

「Wear OS by Google」のメリット

Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチのメリットは、他のメーカー独自のOSに比べて、対応アプリが多いこと。

まだまだスマートウォッチに対応していないアプリも多いですが、GoogleカレンダーやGoogle Mapなど、定番アプリは使用できます。

今後、Google Payアプリが対応すれば、スマートウォッチで電子マネー決済もでき、非常に便利になるはずです。

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「Wear OS by Google」のデメリット

Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチのデメリットは、省電力が大きい・値段が高くなりがちなことです。

Wear OS by Googleは高性能なゆえ、バックグラウンドで動作するシステムも多く、省電力が大きいです。

スマートウォッチのバッテリーは貧弱ですから、Wear OS by Googleを搭載しているモデルは、通常使用で1日〜2日しか持ちません。

そのため、各メーカー、省電力モードを搭載したり、バッテリーを急速充電できるようにするなど、さまざまな工夫を凝らしてバッテリー対策を行っています。

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また、Wear OS by Googleをサクサク動かすためには、それなりのスペックを持つCPU・メモリーが必要になってきます。

特にメモリーは重要で、最低でも1GB以上はメモリーを積んでいないと、画面切り替えのスピードが遅く、ストレスを感じてしまいます。

スマートウォッチのメモリーは1GB以上が安全圏

Wear OS by Googleを搭載するスマートフォンにはそれなりの手間とコストが掛かっており、それが原因で本体価格はやや高めになっています。

メーカー独自OS

「メーカー独自OS」のメリット

メーカー独自OSを搭載したスマートフォンのメリットは、バッテリーの持ちが良いこと。

開発したスマートフォンに必要な機能だけあれば良いので、余計なことにバッテリーを消費することがありません。

よって、二週間以上もバッテリーの充電をせずに使い続けることができるモデルも多いです。

バッテリー持ちはスマートフォン一番の課題です。

バッテリーのために余計なコストを掛けずに済むので、本体価格は安い傾向があります。

「メーカー独自OS」のデメリット

メーカー独自OSを搭載したスマートフォンのデメリットは、カスタマイズ性が低いこと。

メーカー独自OSと言っても種類があり、Wear OS by Googleと同じようにアプリをインストールできるもののありますが、アプリの完成度や量は到底かないません。

また、将来的にAndroid OSがアップデートされても、Wear OS by Googleはサポートされ続ける可能性は高いですが、独自OSはどうなるか分かりません。